『絶望名人カフカの人生論』を読んだ。
まあさすがにあそこまで絶望するのもどうかとは思うけど、でも自分にも
似たようなところはあるし、わかるような気はする。
自分も倒れたまま、起きようとしていないし。
起きれないのか、それとも起きないのか。
自分でもよくわからないが、起きる必要性があるのかどうかも自分と
しては怪しいと思うので、それで構わないと思っている。

何度か婚約して、それを破棄してだなんて書いてあるけど。
それもわからなくはないかな。
考え出したら、結婚なんて怖くて出来ないだろうから。
もっとも自分は、婚約を考えたりそれを受け入れてくれそうな女性すら
今のところ見つからないし、全くアピールしていないけれど。
そういう意味では絶望名人以上なのかも。

死にたいと思うことはあっても、実際に自殺するかといえばそうはしない
あたりも、自分の考えと似ている。
たぶん命を絶ったところで、楽になれるなんて保証はどこにもないから。
だからといって生をポジティブに捕らえてるわけでもないけど。

まあ、何も無理にポジティブになる必要はないということだ。
楽しいこともあれば、しんどいことやつらいこともあるのだから。
楽しい時はうきうきすればいいし、つらい時は凹めばいい。
そういうのは自然に任せるものであって、わざとやるものではない。

どうでもいいけど、人生には楽しいことも必要だね。
自分へのご褒美というか、楽しいことの効能は何日かは続くものだね。
先週はじめてライブに行ったのだけど、これが殊の外良くて。
昔から好きだったテレビ番組から出てきたグループの「恵比寿マスカッツ」
がどうしても見たくて、それも高松に来る機会なんて今後まず望めない
だろうから、思い切って行ったのだけど。
あんなに近くでテレビに出てる人たちを見れるとは、本当に幸せな時間だったね。
テレビで見るよりも何倍も美しく、可愛らしい。
ライブがはじまってしばらくの間は、まる夢でも見てるんじゃないのと、自分自身で
シンジラレナイというか、意識がクラクラしたものだ。
その場にいれてすごく楽しかったが、すごいのはそのあとの余韻が何日か
続いて、ムダにウキウキした気分が持続していたこと。
遊びの威力ってすごいね。

絶望は嫌いじゃないけど、楽しけりゃ自然にウキウキするもんだよね。
だから無理に自分を作る必要なんてないんじゃないかな。
うれしいこと悲しいことに対しては正直でもいいと思ったりなんかする。